件名 ナょカゝナょカゝ落ちナょカゝっナニωτ″す@ょ
From 真紅
本文

<ω<ω⊇ωレよ″ωレよ♪
今日レよ禾厶@僕カゞ糸工茶を⊇レま″ιτιまっτ大変ナニ″っナニ@ナニ″ゎ。
ょ丶)レニもょっτ、禾厶@大七刀ナょ<ω<ωヵ″─〒″二・/勹″セッ├レニ⊇レま″すナょωτ…
全<彳殳レニ立ナニナょレヽ僕ナニ″ゎ!

 

件名 今日も木各女子ょカゝっナニ@ナニ″ゎ
From 真紅
本文

<ω<ωぉっレよ─♪ナょ@ナニ″ゎ。
今朝レよ<ω<ω探イ貞@夏イ木ゐス∧°゙/ャ」レカゞぁっτ、ー⊂τも楽ιませτ丁頁、キまιナニ。
禾厶もレヽ⊃カゝ<ω<ω@且力手レニナょっτ、共レニ言ぇ米を解、キ日月カゝιナニレヽ@ナニ″ゎ…
ξれτ″レよノヾィノヾィ<ω<ω♪

 

 

 

ああもう読めねえ。

 

 

十分おきに届く真紅のメールに心底うんざりする。
読んで欲しいならせめて日本語で書いてくれ…。
……って、まぁギャル文字を仕向けたのは僕なんだけど。

「しっかし、こうも内容がわからないと返信のしようもないよなぁ……」

どうしたものか……。
……
……

しばらく考えた後、僕は強攻策に出た。
内容が読めないならこうするしかない。
多少の危険を伴うが仕方ない……。
僕はゆっくりとメールを打ち始める。

 

件名 ぐっへっへ!
To 真紅
本文

ガーッハッハッハ!
くんくんは私が預かったぁ!ペロッチョ!
今まで散々私の邪魔をしてくれたくんくん……!
私はこれから地獄の拷問を開始する事にした!ペロッチョ!
貴様は精々そこで指をくわえて見ているんだな!!
ギャーッハッハッハッハ!!ペロッチョ!!

 


送信。
何だか墓穴を掘っている気がしてならないが、まぁ気のせいだろう。

「……?」

いつもならここで『キャー!くんくん!!』と来るはずなんだけどなぁ。
……まさか寝てるのか?
いや、カバンはここにあるしなぁ。
どうしたんだ真紅のやつ。
等と自問自答していると、真紅からのメールが届いた。
「……なんだよ、いるじゃん」
不思議に思いつつ読んでみる。

 

件名 指一本でも触れたら
From 真紅
本文

その時は貴方のその小汚い首が胴体とくっ付いてないと思いなさい

 

 

怖ぇよ。

 

件名 すいませんでした
To 真紅
本文

ごめんなさい

 

……ってしまった。
真紅の余りの迫力に思わず謝ってしまったぞ。

 

件名 わかればいいのだわ
From 真紅
本文

早くくんくんを開放なさい。
貴方の命がある内に。

 

相変わらずくんくんの事となると容赦ないな真紅は。
……まぁ、一応日本語に戻ったから作戦は成功か。
改めてメールを打つ。

 

件名 ありがとう真紅ちゃん!
To 真紅
本文

大きな鎖に繋がれた時はどうしようかと思ったよ!
好物のマタタビで釣る作戦が……マタタビを持参するのを忘れるとは……不覚!
きっと真紅ちゃんのメールがなかったら、ヒドイ目にあっていたに違いない……。
だから本当にありがとう真紅ちゃん!僕も負けずに頑張らなきゃ!
よろしくんくんっ!!

 

送信。

「きゃああああああっ!そ、そんなっ!急にそんな事……っ!!」

とても艶がかった声が響く。
…何か僕変なこと書いたっけか。
見直して見るも、特に普段のメールと変わりはないはず……
文面と睨めっこしていると、着信音。

 

件名 やんもう、くんくんったら
From 真紅
本文

そ、そんな……。
急に大好きだなんて……照れるのだわ
……あっ!もちろん私もくんくんが大好きですわ♪
もう、目の中に入れても痛くないくらい☆
………えっと。
あの…………くんくんは、私のどんな所が好きなのかしら?
さ、参考までに教えて欲しいのだわ♪
では、おやすみなさいくんくん

 

 

言ってねえよ。
一体お前はあのメールの何を読んだのかと……。
そう思い読み直してみて愕然とする。

 

件名 ありがとう真紅ちゃん!
To 真紅
本文

大きな鎖に繋がれた時はどうしようかと思ったよ!
好物のマタタビで釣る作戦が……持参するのを忘れるとは……不覚!
きっと真紅ちゃんのメールがなかったら、ヒドイ目にあっていたに違いない……
だから本当にありがとう真紅ちゃん!僕も負けずに頑張らなきゃ!
よろしくんくんっ!!

 

件名 ありがとう真紅ちゃん!
To 真紅
本文

きな鎖に繋がれた時はどうしようかと思ったよ!
物のマタタビで釣る作戦が……持参するのを忘れるとは……不覚!
っと真紅ちゃんのメールがなかったら、ヒドイ目にあっていたに違いない……
から本当にありがとう真紅ちゃん!僕も負けずに頑張らなきゃ!
ろしくんくんっ!!

 

 

 

ガッデム

 

まさか僕の知らない所でこんな大惨事が起きていたとは。
頭痛がしてきたのでベッドに横になる。
今日はここまで。
真紅を甘く見てはいけないと言う事がよくわかった一日だった。

 

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